宴会や飲み会で、不動の人気を誇る「焼き鳥」ですが、同じ“串仲間”の「焼トン」も人気があります。焼トンとは、豚肉や豚の内臓肉(ホルモン)を串に刺して焼いたもので、「もつ焼き」とも呼ばれています。
「焼き鳥」の場合、“タレ”と“塩”が定番になりますが、「焼トン」には、どんな調味料が合うのでしょうか?
基本、焼トンも、“タレ”や“塩”が合います。どちらを使うかは、それぞれの好みになりますが、例えば、タレ自体の味も肉の味わいを左右することになるでしょう。
秘伝のタレなどがあるお店だと、焼トンの味わいをより引き出してくれるかもしれません。あるいは、“秘伝の味噌”などが用意されているお店なら、まずは、そちらから試してみてはいかがでしょう?さまざまに味を追求しているお店イチオシの食べ方なら、マッチして美味しいはずです。
ところで、ロースやバラ、ヒレなど、家庭料理に使う豚肉の部位の名前は知っていても、ホルモン肉については、詳しく知らない方も少なくないかもしれません。
例えば、「カシラ」は、豚のこめかみの部位になります。歯ごたえがあり、旨味が強いので、とても人気があります。「タン」については、舌のことだとご存知かもしれません。牛タンと食感が似ていますが、リーズナブルで、旨味も強い部位です。こちらは、牛だと塩が定番ですが、豚のタンは、タレ類とも意外とマッチするでしょう。
「ハラミ」は、“えんがわ”とも呼ばれ、横隔膜です。柔らかくて、クセも少なく、人気の部位です。「シロ」は、腸のことですが、タレにも塩にも相性が良いです。
「レバー」は好き嫌いの分かれる部位ですが、濃厚かつ独特な香りがクセになる方も多いようです。鉄分など、栄養価も非常に優れているので、積極的に食べたい部位です。
部位も調味料も、いろいろ試してみて、自分の好みを見つけるのも楽しそうですね。